こんにちは。
China Style池村憲治です。
「あの…中国語というのは、けっこう事細かに表現するんですね」
そうなんですよ。
日本語は、無駄なものをそぎ落とす感じだと思っています。
最たるものが、主語…
「私も」という場合を除いて「私は」なんてあまり表現しませんよね。
「何食べる?」
「何か嫌いなものある?」
ほら、ここにも「あなた」なんて主語はありません。
日本語は、一つの物を表現する文字数が増えてしまうために、
こうなってしまったのではないかと思います。
中国語の「事細か」というのも、例えば…「ご飯を作る」場合でも、
「あなたのために」
「(単純に)あなたに」
「あなたを手伝って」
など、言葉で表現してしまいます。
日本語は、この辺は、すべて「行間」で読み取っていかなくてはなりません。
「ご飯作るよー」
だけなのに…
中国の方が、日本語を学ぶ時は、
「これだけで通じるのだろうか」
と、逆に不安になってしまうのではないでしょうか。
まぁ、これも、言葉の文化の違い、ということで、
そこを楽しんでいきましょうね。